Cairo::ToyFontFaceクラス

Since 1.7: おもちゃのような（少ない機能の）フォントフェイス。

オブジェクト階層

フォントのファミリーと傾きと重みからフォントフェイスを作ります。このフォントフェイスはCairo::Contextの「おもちゃのような」フォントAPIを実装するために使われます。

familyがnilや空文字列の場合はプラットフォーム依存のデフォルトのフォントファミリーが使われます。デフォルトのフォントファミリーはCairo::ToyFontFace#family で取得できます。

slantがnilの場合はCairo::FontSlant::NORMAL が使われます。

weightがnilの場合は Cairo::FontWeight::NORMALが使われます。

Cairo::ToyFontFaceの制限については Cairo::Context#select_font_faceの説明を見てください。

family: UTF-8で符号化されたフォントファミリー名。
slant: フォントの傾き。:normalや:italicなど Cairo::FontSlantに定義されている定数名と同じもの。大文字小文字は関係ありません。また、シンボルではなくて文字列で"normal"のように指定することもできます。もちろん、Cairo::FontSlantに定義されている定数を指定することもできます。nilの場合はデフォルト値としてCairo::FontSlant::NORMALが使われます。
weight: フォントの重み。:normalや:boldなど Cairo::FontWeightに定義されている定数名と同じもの。大文字小文字は関係ありません。また、シンボルではなくて文字列で"normal"のように指定することもできます。もちろん、Cairo::FontWeightを指定することもできます。 nilの場合はデフォルト値として Cairo::FontWeight::NORMALが使われます。
戻り値: 新しく生成したCairo::ToyFontFaceオブジェクト。

Since 1.7: ファミリー名を返します。

Since 1.7: 傾きを返します。

Since 1.7: 重みを返します。