Cairo::PathDataクラス

Cairo::Pathの中にあるパスデータを表します。実際に使うのはサ ブクラスのCairo::PathMoveTo, Cairo::PathLineTo, Cairo::PathCurveTo, Cairo::PathClosePathでしょう。

パスはCairo::PathDataの配列として表現されます。

オブジェクト階層

• Object
  • Cairo::PathData

includeしているモジュール

• Enumerable

クラスメソッド

Cairo::PathData.new(type, points)

Cairo::PathDataオブジェクトを作成します。通常はサブクラ スのオブジェクトを作成します。

• type: :move_toや:line_toなどCairo::PathDataTypeに定義 されている定数名と同じもの。大文字小文字は関 係ありません。また、シンボルではなくて文字列で "move_to"のように指定することもできます。もちろん、 Cairo::PathDataTypeに定義されている定数を指定するこ ともできます。
• points: Ciaro::Pointの配列。
• 戻り値: 新しく作成したCairo::PathDataオブジェクト。

インタンスメソッド

close_path?

パスを閉じる操作なら真を返します。

• 戻り値: パスを閉じる操作ならtrue、それ以外はfalse。

curve_to?

曲線を描く操作なら真を返します。

• 戻り値: 曲線を描く操作ならtrue、それ以外はfalse。

each {|point| ...}

各点毎にブロックを呼び出します。

line_to?

直線を描く操作なら真を返します。

• 戻り値: 直線を描く操作ならtrue、それ以外はfalse。

move_to?

移動する操作なら真を返します。

• 戻り値: 移動する操作ならtrue、それ以外はfalse。

points

操作に必要な点を返します。

• 戻り値: Cairo::Pointの配列。

to_a

to_ary

配列化します。

• 戻り値: [type, points]
  • type: 操作の種類。
  • points: Cairo::Pointの配列。

type

操作の種類を返します。

• 戻り値: Cairo::PathDataTypeに定義されている定数のど れか。あるいはそれの文字列表現。

参考

• 索引
• Cairo::PathMoveTo
• Cairo::PathLineTo
• Cairo::PathCurveTo
• Cairo::PathClosePath

変更履歴

• 2007-05-22: kou: スタート。